それはそれとして

 「おねーちゃん」
 ふと、こいしの声がかかってさとりは本を閉じて振り返ろうと体をひねった。その寸前に、突如として顔の横を細くて白い手が通り抜け、それがさとりの胸の真ん中で絡まった。ふと、こいしが普段使っているシャンプーのやわらかな香りが漂ってきた。
 「何?」
 さとりは自分の胸の前で結ばれた手の甲に自分の手を置いて尋ねる。少し間をおいてから、こいしが耳元で囁いた。
 「エッチしない?」
 ぞくり、と背中をむずがゆい感覚が駆け抜けて行く。心臓の鼓動が徐々に早くなっていくのが分かり、それを悟られないようにこいしの手をつかんで胸から離した。
 耳元には、こいしの小さな口から漏れる吐息がかかる。それだけで、さとりの頬は紅潮していた。それに気がついて、こいしは彼女の背後で笑う。
 「ありゃ、真っ赤になっちゃった。お姉ちゃん恥ずかしいの?」
 「あ、う、違うわ、貴方が耳に息吹きかけるからくすぐったいのよ」
 「嘘ね」
 さとりが掴んだ手を振り払って

 もうめんどくせぇコレくらいで参考になっただろ


 おぎがんばれ
 エロ書いて夜伽に投稿するんだ